2022-01-01から1年間の記事一覧

レバノンで朝食を(京都篇)

京都で朝食というと、まず思い浮かぶのは和食でしょうか。街のイメージに近いですし、朝から炊き立てのお米を味わうのは元気が出ます。 あるいは、喫茶店のモーニングも比較的多い街ではないでしょうか。 一方で、知らなければ決して候補にあがらないのが「…

ULTRA BLUE

ドレスクロージングにおいて、靴はともかく、初めの1着としてオススメされるのは、ネイビージャケットかネイビーブレザーです。それは、ネイビーの色が、ほかの青系統の色や、茶色など多くの色合いに合うからでしょう。 一見すると黒にも見えるストイックさ…

新橋日和

「新橋色」をご存じでしょうか。少し緑がかった明るい青色で、新橋=モダンなイメージがあった時代だから、モダンな色として「新橋色」と名付けられたそうです。 同じ青系統の色でも群青色や藍色といった落ち着いた色は和名が知られていますが、「新橋色」は…

週2歩のマーチ

割烹、焼き鳥、ビストロ、スパニッシュ、カレー…さまざまな料理ジャンルがありますが、ジャンルとして、とりわけ「予約が取りづらいお店が多い」のが、お寿司屋さんだと思います。 名店とは聞くものの、まず予約ができないし、たまたま入れたとして次のお伺…

愚管ノート:服喪の装い

西洋から伝わってきたスーツスタイルですが、リクルートスーツや冠婚葬祭の「礼服」は、日本独自の文化としてよく指摘され、スーツの着こなし文脈では、批判されがちです。曰く、「厳粛さを表すならシックなダークネイビーやチャコールグレーで十分」「黒は…

Great Jackety

「(スーツ)ジャケットは肩できる」と言われる通り、ジャケットの良さ、つまり合うか合わないかは、肩にフィットするかどうかにかかっています。 「肩」と一言で言っても、肩幅に合うかだけではなく、肩の傾斜やアームホールの位置とその大きさなど、「肩回…

負けるシャツ

「シャツは消耗品」と言われます。シャツはジャケットやパンツよりも洗濯回数は圧倒的に多いですし、肌に近いところなので、蓄積するダメージが高いと言うことがあるのでしょう。 靴やジャケットは10年もの、20年ものを聞きますが、シャツについて同じような…

再訪のグルメ

東京で1番推してるフレンチかもしれませんが、日本橋にあるボンヌターブルがとても気に入ってます。ランチ・ディナーともに安くはないですが、もっと高い価格帯のフレンチに劣らない、和食のインスピレーションを感じるような「新しい」ひと皿や、盛り付けが…

In a Narrow tone

ホリゾンタルカラーのシャツは「流行った」過去のものとなりつつあり、タブカラーやボタンダウン、ピンホールなど、「Vゾーンは広いものから狭めて盛り上げるもの」へと移行しつつあります。 高度経済成長期や固定電話など、10~20年続くから当たり前だと思…

Luster Blossom

セールシーズンになると、いままで興味のなかった柄や形のアイテムが気になりますが、その中で「もの」になっていくものは多くないのではないでしょうか。 もっとも、通常価格で買ったものが、長く活用できるているかと聞かれると何ともお応えにくいですが………

(Maybe) In The Mood

革靴の製法について調べるといろいろありますが、少なくない方が「グッドイヤーウェルテッド製法」のものを持っているのではないでしょうか。 グッドイヤーウェルテッド製法はそこを取り替えれば、履き続けることができるので、アッパーの革の手入れを続けて…

Jumpin’ At The Roadside

尻手黒川線、という名前を聞いてパッとイメージが浮かぶのは川崎市民か、神奈川東部の道路事情に詳しいかたでしょうか。 川崎市内の南:尻手〜北:黒川を結ぶ文字通りの道路で、神奈川県内の鉄道に詳しい方なら、南武線の道路版とか、川崎市営地下鉄のイメー…