On my mind:雨の日の靴の手入れ

雨の日が続くと靴のローテションに頭を悩ませます。また、雨と靴でもう一個頭を悩ませるのが「塩吹き」と呼ばれる、雨によって靴の表面が白くなるアレ。

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この画像ではキャップトゥのラインそばの付け根の部分がそうなっているのがわかると思います。

雨の日となれば履くのはラバーの靴、しかし革があまり良くなかったり、雨の日ばかり登用するせいか雨に弱くなっていたりとしていると、こういった症状が出てしまいます。

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そこでこうした靴のメンテナンスに使っているのがこの3種。

いずれもサフィールで、レザーローションとノワールシリーズのレノベイタークリーム、そして同じくサフィールノワールのシュークリーム。

一般的に靴の汚れ落としにはリムーバーなのかもしれませんが、リムーバーはダメージが大きいと言われることもあり、個人的にはあまり頻繁には使わないアイテムです。

レザーローションには汚れを落とし+栄養を与える効果があるとのこと、これをソフトなリムーバーとして使っています。レザーローションだけで実は充分なのかもしれません。レノベイタークリームには栄養を与える効果があるとのこと。ミンクオイル配合なので柔らかくする作用もありそうです。購入した靴をおろす前の最初のメンテナンスで使っている方も見受けられますね。このクリームでさらに栄養を与えます。

それぞれ塗った後に30分〜1時間放置して浸透するのを待ちます。

待った後、ブラッシング。

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レノベイタークリームの段階が完了したのがこの画像。光の加減のせいもありますが、日々のメンテナンスのおかげなのかこの段階で結構輝いた感じに。

ここからさらにサフィールノワールのシュークリームを。シュークリームはいくつか異なるブランドで持っていますが、いちばん革にやさしそうなので、雨用の靴のシュークリームにはこのサフィールノワールで統一しています。こちらも待つのは30分〜1時間。

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磨くと輝いてきました。これで終わりです。手をかける時間よりも待つ時間の方が長い。日々のメンテナンスによって輝くので、かける時間のほうが大事なのかもしれません。

特にワックスは使いません。ワックスは継続したメンテナンスで、油膜を剥がす作業が必要になるであろうというところと、ワックスよりもシュークリームの輝きが好きなこともあり、キャップトゥのキャップ部分くらいにしか用いりませんが、それもハレの日に限って、といったスタイルです。実際、これくらい輝きますし。

雨用の靴はどうしても傷みがちですし、ソールの張替えでゴム底=雨用となるのは、どうしてもお気に入り度がMaxよりは低めな靴たち。しかし、だからといってメンテナンスを軽んじてると、ダメになってしまいますし、雨の日も装いをしっかりするには重要な箇所である靴をキレイに保ちたいものです。