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末咲く花の色深く

まゆはきを おもかげにして べにこのはな

 

松尾芭蕉奥の細道』で読まれたこの句、読まれま場所は現在の山形県になります。江戸時代、山形は紅花の産地として有名で京都・大阪に船で輸送するほどのでした。そのためでしょうか、山形県の花は「ベニバナ」です。

そんなベニバナの名前を冠したmade in Yamgataの靴があります。

宮城興業というメーカーが、World Footwear Galleryとコラボしてだしている「ミヤギコウギョウ(Miyagi Kogyo)」。

このブランドが打ち出すキャップトゥが「ベニバナ」です。

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以前紹介しましたが、このブランドの靴のモデルには花の名前がついており、この靴にはメーカーのある県花ベニバナが冠されています。

 

革はキップで、決して光まくる革ではありませんが、個人的には充分だと思います。シャンクや縫い方など造りはよく評判になっているのを見聞きします。

ラストにもこだわりがあり、かかと周りもちょうど良い。ちょっと親指の箇所を長時間履いてると噛まれますが、噛まれない時間が長くなっていきつつあります。

某英国靴を意識したインソックスや青緑の箱ですが、モチーフにするだけの事はある靴と言えるのではないでしょうか。f:id:thumoto:20151013010616j:plain

 

5年経ったいま、1回オールソールしました。気をつけならながらもトゥも傷つけてしまったときは、それを補修してここまできました。

キャップトゥはシンプルでどれも同じように感じますが、この靴を履いてくると意外にどのメーカーのキャップトゥも切り返しの位置やトゥの形状によって、表情が違います。私の足の形状の問題なのか、トゥの切り返しより前に履きジワがよってしまうことが他のキャップトゥだとよくあるのですが、この靴はそんなことなく、フィットして足元を支えてくれます。まさに共に歩んできた靴として、これからも大切に、ここ一番の機会に履きたい靴です。

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