let me leaf:ブーツ支度

一気に寒くなりました。11月頭は、最高気温が15度を下回る日もどんどんと出てきて、背抜きのジャケットでは厳しい日もあるようです。

さて、そんな時期だから履きたいのがブーツ。

現在、手持ちのブーツは、「チャッカブーツ」、「チェルシブーツ」、「編み上げブーツ」。脱ぎはぎのしやすいところがチャッカブーツチェルシーブーツの良いところです。


チャッカブーツは、3足あり最多でしょうか。スエードで、アンライドのものを通年使っています。一つはクロケットアンドジョーンズ「ベイズウォーター」。もう一つは

エドワードグリーン「シャンクリン」。ベイズウォーターは、ロンドンの宮殿などの近くながらさまざまな日常的お店がある土地、シャンクリンは、南の旅行地の島の名前のようで、どちらも気楽に履くことを想定してつけられた名前なのでしょうか。クロケのベイズウォーターのほうが暗い色のため寒い季節向き、エドグリのシャンクリンは明るい色のため、暖かい季節向きといった趣はありますが、どちらもカジュアルなスエードでありますし、アンライドで履きやすいため、通年使えるブーツです。

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チャッカブーツはひもを通す穴が2つのものと3つのものがありますが、正式なのは、2つ穴なんだとか。そういった意味ではシャンクリンは亜流なのかもしれませんが、クロケも「チャッカ」という名前のモデルは3つ穴だったりします…初チャッカを買うにあたり、2つ穴を探していたところ、こちらを見つけ、購入。Beams fの別注品でした。

シャンクリンは、202ラストのはずなのですが、その割にはしゅっとしています。履いた心地はさすがE.G.という感じで、思わず色違いの購入を考えてしまいました(笑)

007映画『スカイフォール』の冒頭でジェームズ・ボンドはグレースーツに、黒の表革のチャッカブーツを履いていました。チェルシーブーツならともかく、チャッカはカジュアルでは…という声もありましたが、歴史を背負ったボンドはともかく、スニーカーを履いた外しが(TPOはともかく)許容される今、いろいろと用途の広い、ブーツの一つだと思います。

 

チェルシーブーツも、購入したのは3足。もっぱら使っているのは三陽山長とミヤギコウギョウ「クロユリ」。三陽山長はダークブラウンのスエードでダイナイトやビブラムとは違ったオリジナルのラバーソール。スーツに合わせることもできると思い、寒い雨の日の足元として活躍してもらったこともしばしば。スマートなラストで三陽山長の靴をほかにも試してみたいと思わせてくれます。クロユリは、黒の表革なので、フォーマル的な時には合わせやすいですね。かたいシチュエーションだけれど、ひっそりとファッショナブルな要素を入れたいとき、一見キャップトゥよりもミニマルな出で立ちだけれどブーツというのがお気に入りです。

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チャッカブーツチェルシーブーツ、どちらカジュアルから、ビジネスシーンまで活躍しそうで気づいたら増えてきましたが、ここからの季節、本格的に活躍してくれそうです。