3月のオリオン:札幌と小樽の覚書

3月の札幌は意外と暖かく、重装備が文字通り重くなりそうだった。JR駅前から大通まで、時計台とか道庁のレンガ造りの建物の観光名所がある通りは、雪がほぼゼロ。時折寒い風はふくものの、日中はそこまで寒くないです。そのうえ、商業施設や地下の歩行空間はとても暖かく、ダウンジャケットがそれこそいらないくらいでした。しかし、郊外にいくと雪は残っていて、歩行に支障をきたすほどではないせよ、レザーソールでは濡れてしまうでしょう。また、夜は札幌の中心と言えども、やや寒いでしょう。私が行ったときは東京の気温が一か月先取りするような暖かさに包まれており、札幌もやや暖かかったのでしょうか。JR札幌駅前には屋外も関わらず、ジャケット+コートという、東京の冬と同じような格好の方も見かけました。これも、屋内が暖かいからこそ、ちょっとだけ屋外に出るようなスケジューリングなら問題ないのかもしれません。

 

一方、小樽は札幌より小さい街であるためか、混んでいるように見えました。多種多様な国からこの小樽に観光客がきているようでした。駅前から雪が見え、昼間の気温も東京の真冬の最低気温よりも寒いような土地でしたので、重装備の格好が3月でも活躍しました。ブーツで北海道に飛び、ブーツが役に立ったのは札幌より、小樽でした。

しかし、札幌でうろちょろする場合、そこまで重装備である必要ないですし、脱ぎ履ぎが多いことが目に見えている場合ブーツと言っても、チェルシーブーツのようなもののほうが良いのでしょう。トリッカーズでいうならば、カントリーブーツよりも、カントリーシューズのほうがよいのかもしれません。

旅は身軽な荷物で行きたいものですが、着こみすぎて荷物になるのも考えものでそこが楽しくもあり、難しいところです。