DEfeSIVE BATTLE:GG Antibesの購入後

ガジアーノガーリングのアンティーブスを買って約1ヶ月。週一で履いてみたのでその感想をメモとして。

いまや、ジョンロブと同じ価格帯となったこの新興なれど高級ブランドについて、まず感じるのはその履き心地です。エドグリに満足しない人が、辿り着く、と聞いたことがありますが、たしかにエドグリ以上のつかみ具合のあるラストでした。具体的にはかかとのつかみがすごい。もちろん全体的な締め付け具合も絶妙です。

また、革も一目見てよい革が使われていることが分かります。ジョンロブと同じくらい良い革なのでしょうか。

 

逆に、苦労した点は、まずはメンテナンス面でのシューキーパー。ラストの形がすごい特殊すぎてフィットする既成シューキーパーがないように思えます。既存のシューキーパーを削って入れたという人も居るみたいですけれど、けっこうなDIY力を求められるかと。シューキーパーはトレーディングポストやユニオンワークスといった現状の取扱店で販売しているようです。お値段が2万円と他のシューキーパーやメンテ用品にしてはかわいくないお値段ですが、手に入れないで型崩れしても怖いと思い、購入しました。GGの靴を手に入れる方は、ふつーのシューキーパー代と考えず、専用のものを購入することを考えたほうがいいのかもしれません。

 

また、履き心地がタイトすぎて、「洗礼」を受けることになりました。かかとなどが痛くて半日履けないほどでした・・・1ヶ月すると一日はけるようになり、常に独特のタイト感を味わえるのですが、タイトフィッティングが嫌いな人には合わない靴かもしれません。

革は先述の通りとてもよく、サフィールノワールで磨くととても光ります。・・・もっぱらつかっているのが中身が(当時の)サフィールノワールといわれているコルドヌリアングレーセだったりしますが。濃い目のブラウンになればと思って濃い目を使っています。

 

ローファーとして、個人的には過去最高のフィット感があるアンティーブス。これからも育てて、機会があったら?ほかのGGの靴も試してみたいですね。