丸の内サブジェクティブ

スーツでもタイでもあるいはパンプスでもいいのですが、ファッションアイテムの価格帯について、これまでのものよりもワンランク上を目指すのはどういうときでしょうか。やはり、ハレの日用?

ハレの日だからこそこだわるのは日本人特有なのか世界普遍的なものなのかはよくわかりませんが、さまざまな日本語ブログなどを読んでるとそういう人が多い気がします。

大切な商談用のオーダーメイドスーツ、祝いの場のためのジョン・ロブやエドワード・グリーンのキャップトゥなど。

値段も高い買い物ですから、思い入れのある機会にこそふさわしいというのはとてもわかります。

スーツやフォーマル靴であれば、冠婚葬祭用のものをそのままビジネスで使ったり、その逆ができるわけで、大切な場面はこれ!と選択して着回すこともできます。


しかし、個人的にはもっと近い距離感、つまり日常の大切な場面を彩るアイテムとして質の良いものを身に付けたいと思うのです。キャップトゥが必要になる場面はたしかに、人生で重大な局面のことがおおいでしょうし、そこにこだわるのはわかるのですが、ミヤギコウギョウのキャップトゥがその特別な場面でちゃんと足元で輝いているので、よりクオリティの高いものは、少なくとも当分いいかな、という気分なのです。……まあ、距離感の問題なので個々人のフィーリングですが。神棚に飾ってしまうのではなければ、着用頻度はともかくファッションアイテムとしての在るべき姿なのではないかと。


というわけで、今夏のクリアランスセール、エドワード・グリーンチェルシーのマイサイズなども対象だったのですが、どうにも食指が動かず……もともと探していたのが、①表革のスリッポン、と②ストームウェルトの短靴でした。①は、冬にキャベンディッシュ3を手に入れたことで、スリッポンがスエード2種、茶表革3種、黒表革1種となったのですが、思いのほかスリッポンを履く機会が多く、よりドレッシーなものあったらと思っていました。②については、ストームウェルトのブーツがある一方で短靴がなく、夏の嵐の時用にあったらと思ってました。

いずれにしても思っていたものがあったら、というニュアンスでした。ジョン・ロブのロペスのネイビカーフや、エドワード・グリーンのラウンズの黒表革などがセール対象となっていましたが、なかなか希望に合わず…….もちろん欲しくないと言えばウソなんですけど笑


そこでいろいろ思案してたところ、見つけたのがこれ。


ガジアーノ&ガーリングの「アンティーブ」です。最近見なくなった感じがしますがドレッシーさが気に入りました。

まだ、試着段階ですが、ラストもとってもあってそう。

日常づかいといえ、ガンガン使うのははばかれそうですが、丁寧すぎず履いていこうと思います。


購入店は有楽町/銀座の阪急メンズ東京。前のクリアランスではキャベンディッシュ3をここで買いましたが、今夏は他にもエドワード・グリーンが格安だったりと、一番セールで頑張ってる感がありました。


あ、そういえば、エドワード・グリーンのLowndesは同じようなタッセルスリッポンのBelgraviaの命名元「ベルグラーヴィア」にある通りの名前から来ているようですが、この通りの読みは「ラウンズ」が正しいようです。同名と思われるクロケのモンクストラップが違う発音なのは、なぜなんでしょうか。

また、ガジアーノ&ガーリングAntibesはフランスのカンヌ近郊の地名だと推測されますが、フランス語→日本語発音だとアンティーブのようです。まあ、イギリスブランドなのでフランス語→英語→日本語と来ているせいか、アンティーブス表記が多いのでしょうか。

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