kiss of dish

結局、着こなしはメリハリである!・・・と思いますたぶん。ワントーンコーデはむしろメリハリゼロ極端形態であるとするならば、そこからどれだけ色数を増やせるのか、というのが反対側になると思いますが、3色くらいでまとまりがない感じを与える、というのが定説のようです。

 

たとえば、ネイビースーツに白シャツというのは、Vゾーンが映える色の組み合わせです。タイに、ネイビーソリッドの組み合わせがオーソドックスなのも、それが色味を増やさずしかしてメリハリを与えるからでしょう。

2色の組み合わせだと、いろいろな組み合わせがありますが、たとえば上記のネイビータイ×ホワイトシャツ×ネイビースーツに、ライトグレーのヴェストを組みあわても、そこまで違和感はない、むしろスリーピースとは違った新鮮さを与えてくれるかも知れません。

 

これは逆に、アウターに近い方を淡い色にすることもアリなのでしょう。スプリングコートがベージュが多いのもスーツの色を際立たせるためだと言えるかもしれません。ダークブルーのデニムシャツのアウターとしてブラウンなんかが選ばれるのも、デニムのカジュアル感とマッチしていることだけでなく、こういったメリハリの問題もあるでしょう。

 

ジャケパンスタイルであるならば、上がネイビージャケット、下がグレーパンツというのもの、メリハリといえるでしょう。ジャケパンでネクタイをするかしないかですが、色がこの時点で2色あるわけで、この法則に従うのであれば、ジャケットやシャツと同系ーまあ、ブルー系統ですかねーをする場合だとそこまでちぐはぐなかんじにはならないのでしょうか。グレーはホワイトと同じく色ではなく明度の問題として無色の扱いとするとネイビージャケットにグレーパンツでもまとまって見えるのでしょうが、個人的にはたとえばジャケットより明るいブルーパンツとかでも一見スーツぽく見えてよく見るとジャケパン、なワントーンコーデが好きだったりします。

シンプルだからこそ奥深さがあるような。

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