Someone in the cloud
気温が高いものの、湿度が低くカラッとした日が続くと思いきや、梅雨入りが宣言され、雨の日が続くかシーズンがやってきました。
革底の靴を気にせず使うのもありですが、個人的にはラバーソールの靴を用意しておきたいものです。
ビジネス向きの黒靴で、ラバーソールのものはいくつかあるものの、ブラウンシューズ・スエードの類はほとんどありませんでした。
夏になり、冬より軽めな装い季節の季節ですし、すでに持っているフォーマルな靴の反対に位置する、ブラウンやスエードの、フルブローグや外羽根のような靴を探すことにしました。
今回、そうして仲間に入れたのがワールドフットウェアギャラリー別注のミヤギコウギョウシリーズのフルブローグ。いままでレザーソールしか展開していなかったブランドになりますが、それまでのレザーソールラインよりも安いラインとして今回展開しているようです。
名前は、ミヤギノハギ。夏の終わりに咲く萩の一種で宮城県県花だそう。まあ、ミヤギコウギョウがあるのは山形らしいのですけれど、名前繋がりなのか、派手な花ではない萩をフルブローグに名付けるとは、ベニバナと、シンプルなキャップトゥに名付けるのとは、ある意味一貫してるのかもしれません。
ソールはダイナイトソールではなく、オリジナルのTuff Soleというもの。履いてみて耐久性を試してみたいものです。
スエードはレザーソールの他のスエードシューズと同じく英国ブランドのもの。
ラストはキャップトゥや、ダブルモンクとおなじラウンドトゥタイプ。
雨の靴はやはり革が傷む傾向にあり、お気に入りの靴ではなく、やや履き慣れた靴をオールソールするタイミングで雨用に……なんてことが多かったです。しかし、雨の時こそ気分を上げるためにもお気に入りの装いができれば。
なお、ミヤギコウギョウのラバーソールシリーズはキャップトゥ、ダブルモンク、フルブローグ、クォーターブローグが展開されているようです。雨用なので、外羽根でもよいのではと思いつつ、ブランドのこだわりなのか紐靴は内羽根一本。クォーターブローグは表革のみのようですが、レザーソールでは茶のコードバンに縛られていたように記憶きているので!それが正しいなら黒復活なのかもしれません。