"Old dog, new tricks.":セントラル製靴のクォーターブローグ
以前紹介したUnion Works Blogの男の仕事靴のエントリ。
こちらを参考にしつつ、黒靴を集めていたのですが、ようやく「完成」しました。(と言いつつ、ダブルモンク、サイドエラスティックなど「寄り道」をしていますが)
キャップトゥ、プレーントゥ、セミブローグ、フルブローグとここまで揃えてきました。今回は、クォーターブローグを購入。パンチドキャップトゥではないですが、同じくらいの位置づけの、キャップトゥほどかしこまっていないけれど、セミブローグほどカジュアル装飾がついていない靴です。
メーカーはセントラル製靴。ワールドフットウェアギャラリーがここと組んで展開しているオリジナルブランド「Central」。
以前は「初秋:Hatsuaki」というモデル名のサイドエラスティックシューズを購入し、タイトなミヤギコウギョウよりもさらにタイト…というよりは造りが「細い」らしく、サイズを1サイズ上げることになりました。(それでも、全長はミヤギコウギョウとCentralでそんなに変わらないようだったので、細めと言うよりは小さめ、なんでしょうか)
今回のクォーターブローグは「霞:Kasumi」という名前のようで、サイズはミヤギコウギョウよりもハーフサイズアップで収まりました。インソールの部分が藍色で、ソールがヒドゥンチャネルのカラス仕上げであるところも、「初秋」と同じ仕様。
ラストは「初秋」がややスクエアトゥなのに対して丸いラウンドトゥになります。セミスクエアトゥもそれはそれでかっこよいのですが、基本的にはよりクラシックに見えるラウンドトゥが好きで、特に、ミヤギコウギョウが持つラウンドトゥのさじ加減が好きなため、購入に踏み出す大きな理由となりました。
なお、上からみた形状はラウンドトゥですが、横から見るとラウンドトゥの立ち上がりが、特徴的で、チゼルトゥ的な形状をしているのがわかります。
Cetnralブランドのキャップトゥは2週類あり、1つはセミスクエアトゥ、もう一つがこのクォーターブローグと同じラストのようです。キャップの短さ・小ささからミヤギコウギョウのキャップトゥと似ているように見えることもありますが、こういったフォルムの面でだいぶ違いが出ていると感じます。
クォーターブローグのピンキングは、外に向けて「ギザギザ」があまり目立たないパターンのもの。あるものに比べていくぶん、スマートに見える、のではないでしょうか。
クラシカルなデザインですが、細部を見るとこだわりが見えます。
先に上げた5足の黒・内羽根靴が誰しも通るところ。マストであることもうなずけます。その一方で、自分だけの必須5足なり、お気に入りの○足というのができてくると思います。その境地まで歩いて行きたいものですね。