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楼夢の休日:あるいはクロケットアンドジョーンズ私感

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休日の日、何を装うか?

これは仕事着を考えるのとは違った意味で永遠のテーマだと思います。

冠婚葬祭ならスーツや革靴、という装いもあるでしょうが、できるだけ気楽に過ごしたい、という多くの人は積極的にチョイスしないスタイルです。一方で自分のスタイルには合わないものは着たくない、クローゼットの中身はオン・オフで切り替えない、という人もいます。

 

(おそらく)多くのオン・オフ切り替え派ではオン・オフの装いというのは何気ないようで意識してみると難しい問題です。が、特に革靴カテゴリに愛着がある人にとっては、何を履くかというのは大きなテーマです。たしかに、根本的な考え方は、オンでもオフでもどこに行くのか誰と会うのかといったTPOを考える、のが正しいのでしょうが、カジュアルとビジネススタイルが曖昧になっている昨今、ローファーやスエード靴といったスタイルがオフの象徴であることはなくなりました。そういった意味ではより難しくなってきたと思います。スタイルの確立といった意味で足元はいつもスエードということをしてる方もいるでしょう。

 

個人的に、カジュアルシューズとして思い浮かべるブランドは、クロケットアンドジョーンズです。単純な理由で、ここのビジネス向きの靴を一足も持ってなく、ブーツのみだから、です。

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一足目はスエードチャッカブーツ。アンラインドのBeams別注でBaywaterという名前のモデルのようです。アンラインドなので、気楽に履け、真夏以外は履いています。スエードの色も金系のブラウンなので汎用性が高いです。

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二足目は、パンチドキャップトゥブーツ。高島屋別注の、モデル名がないやつです。ストームウェルト付きのゴツいディテールながら、ラストが細いおかげでそういう印象はない雰囲気です。こちらも明るすぎず暗すぎないブラウンなのでアウトドア!という装いながらもスマートさを出せる、気がします。

 

オンの革靴にこのブランドが入って来ないのは単純に好みの問題として、つま先のラウンド具合はアーモンドトゥが好きだったり、キャップトゥが大きいように思えたり、どちらかというと日本製ブランドを買いたいというところだったりします。実際、宮城興業やセントラル製靴の靴たちはこれらイギリス靴に負けない雰囲気を持っていますし、メンテし履いてる人間としては満足しています。

逆にそういった日本製ブランドにはいまだない雰囲気を持つのがこうしたオフの日の雰囲気だと思います。英国ライフスタイルを咀嚼するかたちになりがちなスーツや革靴、日本ブランドも「やるようになってきた」一方で、ライフスタイルに根付いたオフの日の雰囲気を醸し出す、そういったさじ加減は、本場のほうが、(まだ)上なのかもしれません。