光のどけき春の日に:miyagikogyo Suisen

ユニオンワークスブログで紹介されていたポストで印象的だったのが、「男のビジネス靴は内羽根黒が5足あれば良い」というポスト。

My favorite 5 pairs of Black Oxfords ☆ - U N I O N  W O R K S  B L O G

とはいつつも、いろいろとより道してしまうのは執筆者も認めてますが、たしかにロンドン的なダンディズムでは必須の5種だと思います。
振り返ってみると自分ではパンチドキャップトゥと、プレーントゥを持っていないことに気づき、そのうち買おうと思っていましたが、今回(なぜか?)内羽根プレーントゥを購入。
宮城興業がワールドフットウェアギャラリーで展開するmiyagikogyoのSuisenという名前のモデル。

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プレーントゥはキャップトゥと並んで初めに買う靴として推薦されてることが多いでしすし、多くの人が持ってるでしょう。が、それは外羽根のもので、内羽根に限って見ると数はグンと減ります。
有名なのはジョン・ロブのガルニエでしょうか。エドワード・グリーンでも出してるようですがあまり店頭で見ることはないようです。J.M.ウェストンや、クロケでもホールカットモデルは見ますが、厳密な内羽根プレーントゥのモデルはなかなか見ません。
キャップトゥが昼の正装の靴ならば、プレーントゥは夜の正装の靴。そして、もともとキャップトゥのキャップは傷ついたりしたトゥを替えたためのキャップで、労働者用の靴だったと言いますから、プレーントゥの格式はかなり高いはず。
それゆえ、ジャケパンなどに合わせられるのか?難しそうですが、いろいろ試してみたくなる靴です。
そしてそういった使い勝手ゆえか、
あまり見ないタイプの内羽根プレーントゥ。miyagikogyoでは常時展開しており、なかなか珍しい。
 
 
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切り替えしはいろいろありますがスイセンは、切り替えしがまっすぐ後ろまで続くモデルです。
ラストは多くの他モデルと同じ細身タイプ。
ビジネス・フォーマルであってもカジュアル化の昨今ですが、敢えてのフォーマルやカジュアルとのミックスに活かしたいです。