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龍は忘れない?

観光 九頭竜神社 箱根 神社

江戸総鎮守といえば、有名な神田明神日枝神社とともに江戸の守りとして有名な神社です。では、関東総鎮守と称された神社があるのをご存じでしょうか。

それは、箱根の関所の北・元箱根にある箱根神社。京や大阪から関東に「入る」場所にあるため、関東総鎮守と称されているのかもしれません。

さて、こちらの境外社に九頭龍神社という神社があります。箱根神社から芦ノ湖沿いに10km北に行ったところで、普段は気軽に立ち寄りがたい場所です。

こちらの神社、毎月13日に月次祭が催され、この月次祭に合わせて元箱根からの船の特別便が出ており、参拝することができます。

9月13日が日曜日だったということもあり、こちらにお参りしてみました。

 

さて、船の特別便に乗らねばならないわけですが、出発時間は9:10〜9:30とのこと。また、この日は小田原駅・箱根湯本駅からの特別バスが設定されており、東海道線小田急線で来た場合に楽な小田原駅を、7:20〜8:00の間に出発するとのこと。これ以外は路線バスで行く必要があるため、車やツアーなどではなく、個人で行く場合はこちらのバスに乗る必要がありそうです。

7:40、小田原駅に着き、西口ロータリーに出ると西武の観光バスが止まっていました。乗車前に往復券1500円を払って乗りこみます。乗車率は8〜9割といったところでしょうか。8時に出発です。バスは東海道に沿って箱根湯本を経由して箱根のやまを登ります。箱根湯本からの乗客で補助席も使いほどの盛況ぶりとなりました。

実はこの日、元箱根には雨の予報が、出ていたのですが、8:50ごろに元箱根港に着くと結構降っております。が、ここで折りたたみ傘を忘れていたことが発覚、傘がない………

港の建物には売店があり、お土産と一緒に傘も売っていたのですが、すでに売り切れとのこと。「願いが叶う」と縁結びをはじめ願掛けで有名な神社なこともあってか、800人クラスが参加することもあるというこの月次祭、最寄りコンビニが距離も距離があるようですし、事前準備物の現地調達は怠らないべきですね。(戒め)

 

さて、船は9:10と9:30に2便出ており、往復券1500円を払って、ご祈祷の申し込み封筒などをもらいます。公式サイトでは1000円となっていましたがいまは船代1500円のようですね。船では、30分強の湖上です。

 

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寒い、雨。

 

小田原と比べると気温は低いのはさすがに織り込み済みですが、雨と強風のため体感温度は気温以下だったのではないでしょうか。このあたりやはり山なんだなという印象をうけました。海と違って波は強くないものの、山からの風がカルデラ湖ならではでしょうか。

 

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桟橋に着くと、そこから九頭龍神社まで5分ほど歩きます。そして10時から月次祭が始まります。神社は湖上を向いており、森の中の参道で山道な道を歩いて行くと社殿の右側を最初に目にするわけですが、人が多いため、遅くくると社殿右側で式典を受けることになります。その位置が悪いというわけではないですが、社殿正面でしっかり見たいとかそういう気持ちの強い方は早めに行かれるようです。

社殿はこじんまりしていて、情景にあったようなものです。この辺りで晴れてきました。貴船神社関連の話で、龍神が通ると雨が降るので、そういうことなのかもしれませんね。たまに山からの強い風が吹くと木々の葉についた雨が落ちてくるのが盛りという感じを強めます。晴れてくると山の空気なのか、静謐な感じがしてきました。

式典が終わると九頭龍神社境内の弁財天での式典があり、それが終わると各自であらためて参拝、という形になります。

帰りに桟橋近くの白龍神社にも参拝、帰りの船を待ちます。船の時間はもらった案内プリントと違い、また状況によって追加臨時便も出すようなので、注意が必要です。

 

元箱根に戻り、箱根神社へ。箱根神社は湖と山の間にあり、本殿が山の中腹にあることでうまく地形を利用しています。本殿へと登ること構造が神聖性を醸し出しています。また、参道両脇の並木も壮大さをさらに高めています。

ここも、参道の中心軸は湖から山へと続いており、信仰の中心に湖と山があることが伺えます。

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ここからバスで小田原へと帰りました。箱根の旅で有名なロマンスカーですが、今回の船やバスは小田急系列ではなく、西武系列の伊豆箱根鉄道系統だったのが、なんだか興味深いです。

記憶もあやふやな幼少期、箱根まで来たことがあるそうで、その時は、ロマンスカーから、登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイと来たものの、スケジュールに遅れがあって遊覧船には間に合わず、芦ノ湖を見ずに帰ったようですが、その旅がようやく終わったような気分になりました。f:id:thumoto:20150919160457j:plain